行政書士とはどんな仕事?part3
行政書士の主な仕事は書類の作成ですが、他士業との法律の関係で作成できない書類があります。それと同時に、他士業と行政書士でもどちらも作成できる共同法定業務というのもあります。
例えば、弁護士に依頼できるけど、行政書士にも依頼できる業務があるのです。以下、わかりやすい事例をあげておきます。
①弁護士と行政書士/非紛争的な契約書、協議書類
②弁理士と行政書士/著作権ライセンス契約書
③税理士と行政書士/自動車税など行政書士が作成できると法定されている書類にかかる税務署類、税務に付随する財務諸表など
④建築士と行政書士/1ha未満の開発行為の設計図書を含む開発許可申請
⑤司法書士と行政書士/法務大臣あての帰化許可申請書、検察審査会提出書類、警察機関宛の告訴、告発状
⑥土地家屋調査士と行政書士/登記に関係しない土地、家屋の調査と測量図
専門的な内容はわかりづらいかもしれませんが、行政書士の作成できる書類が10000種類を超えるということを考えれば、書類作成といえば、まずは行政書士に問い合わせてみると早いと思います。私も含めてですが、行政書士は様々なトラブルに備えるため、日々研鑽を積んでいるのです。
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